【のどが疲れない音読法】~正しい音読とは

最近、音読の方法に正しいやり方があると、発見しました。

脳トレをされる方にも、つぎのやり方を推奨させていただきます。

本でも新聞でも、音読する原稿と、ストップウォッチを用意されたら、次のことを実践されてください。

①息を吸ってから話しはじめないこと。

はじめに息を吸うと、あちこちに息が散らばって、鼻腔や副鼻腔だけに、息を吸い上げることが、まだおできになっておりません。

②口を軽く閉じて、息を鼻から軽くはいて、3秒くらい、息を止めてみてください。

③それで息を止めたまま、おもむろに音読をはじめてみてください。

④なるべく速く、自分に確かに聞こえる小ささの声で

できれば、そのとき、気持ちがいいと感じられるようにされてください。

⑤読み方を間違えなければ、内容理解は2の次でも大丈夫です。(何回もするのですから)

肝心なのは、鼻腔の圧力、つまり、気持ちの良さです。

⑥すぐに息がなくなりますので、その時鼻で、音をたてて吸ってみてください。スッと音をたてて、とても短く吸ってください。鼻腔をめがけてお願いします

⑦読み続けます。

⑧声を出していると、息が漏れて失くなってゆきますので、息を吐くことは考えなくても大丈夫。

⑨息がなくなる前に、息を鼻から、少しだけ、スッと音を立てて短く吸って下さい。

⑩目を大きく開いたり、鼻を高くしたり、鼻の穴を開いたりするだけでも、息は、鼻腔に流れ込みますので、そんなにたくさん吸い込まなくて大丈夫です。

⑪息を短く吸うたびに、お腹が軽く動くのを、確かめてください

⑫あとはこれの繰り返しになりますが、気道の、太い柱の息は、絶対に動かさないように注意されてください。

⑬脳トレ推奨の論文自分の声が聞こえなければ話せない、で紹介)では毎日15分、180日を目安にされております

が、それは苦行なのではなく、時間中楽しんで、いい気持になっていただくことが可能な修行です。

つまり、からだにいい、健康にいいことがおこってきます。

あっぱれ!!鼻腔の内圧

鼻腔の内圧が増してくると、鼻が通ってきて、鼻腔や副鼻腔から膿とか痰とか、だらだら流れてきて、口の中にたまってきます。

誤嚥の心配のない方は、それを飲んでしまって大丈夫です。

きっと顔の内部の無数の管たちの、お掃除ができるでしょう。

音読を数か月続けられると、嗅覚が戻った、味がわかる、眼がよくなった、なんだか腰が気持ちいい、と言われる方はけっこうおられます。⇒声で変わる健康

ものはためし!ぜひ、がんばられてみましょう。

なお、嗅覚の改善を急がれる方は、専門家のブログも確認されてください。音読法の効果はおそらく間違いないものですが、半年くらい時間がかかりますので、両方のやり方をお試しくださればと存じます。→★ウイルス感染後の嗅覚障害に対して、嗅覚トレーニングは有効か?こちらでは、嗅覚障害の原因や、欧米の古典的な嗅覚トレーニングの有効性が確認できますよ。

発音でお悩みの方へ

ふつうのおしゃべりなら、どもらないけれど、または緊張しないけれど、人前で本読みをすると、うまくゆかない、どもる、緊張する、笑われる、という経験は、かならず誰にもありますし、それがトラウマになって、いやな思いをされる方がおられるようです。

このような経験は、体調が悪かったり、気分が落ち込んだりしていれば、だれにもあることなので、あまり思いつめないように、されてください。それで、この正しい音読のプロセスをぜひ試されて、自信をつけていただきたいと思います。⇒増えている「声の病気」のこと

参考(発声教室)

私が先生を引継ぎ、発声教室でトレーナーをしていたとき、音読はやりませんでした。

ひたすら鼻腔・副鼻腔に息を集めて頂き、その場所がわかったら、その人の息の分量や、バックグランドにあわせて、歌曲を一つ選びました。

その人のスタイルや興味に合致する事、好奇心、向上心を刺激するものでなければいけない事と、既に歌いこんでいるものは避けるようにしました。

オペラのアリアだったり、タンゴ、シャンソン、ミュージカル、演歌、唱歌などから、とりあえず1曲選び、毎週1時間進めるところまで進めます。

1時間で、1小節消化できれば凄い方です。どんなにがんばっても1音しか進まないこともあります。

発声する前、発声しているとき、発声が終わるとき、次の声を用意するとき、さまざまな器官に神経を巡らせないといけません。

別の言い方をさせて頂くとすれば、発声のレッスンでは、はじめのうち、あまり声を出させてあげないことになってしまうのです。ですので、ずいぶんもどかしい授業になります。

悪い声で発声をしても、間違った癖の上塗りで、いい声を出すことにはならないからです。

どんな人でも、それなりに時間のかかるものであるようです。

その点、音読は、1日15分、手っ取り早い方法になります。期間も半年すればだいたい効果は見込めます。

このブログ記事を参考にしていただいて、決してのど声で練習されることがありませんように、お願いしたいと思います。

速読することが、子音の軽い発音を促しますし、時間を測定し集中することが、鼻腔・副鼻腔に安定した意識を保つことになってゆきます。

さらに、間違えた時にはすぐに戻って読み返して頂き、聞こえの訓練にもなるでしょう。

自分の声を聞くことが、大脳の聴覚野を刺激することは、いわゆる脳トレ本「脳を鍛える大人の音読ドリル」で、川島教授が述べておられました。

またさらに、1日15分程度ならば、仮に悪い声を出されていても、それ程、のどの筋肉の消耗はおこらない安全地帯にあるとも付け加えておきますね。⇒間違って大声を出すと声帯を痛める

まさに、脳トレの音読法は、”習うより慣れろ”という感じでしょうか。(発声法は慣れるのでなく習うなんですね。)

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