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いじめに負けない鼻腔の内圧は、瞬発力
今日は、鼻腔の内圧がいじめに負けない力となることを、考えてみます。
いつの世もいじめはございました。
いじめはなくならないかもしれません。
ここでは、対策を講じるのではなく、いじめに発展しない方法に焦点を当ててみます。
①相手の隙(スキ)を作って逃げよう
ここでいう、いじめに負けない、鼻腔の内圧は、瞬発力のことです。
もしも、暴力やいじめの対象になってしまったら、頭蓋骨をあけて、舌を天井にはりつけて、鼻腔の内圧を高くしてみてください。⇒(2)鼻腔・副鼻腔に息をはらんで力抜くこと
そして息を止めてみてください。⇒即!鼻呼吸にきりかえる法
相手は、きっと驚いて、一瞬ひるむでしょう。
その隙(スキ)に、素早く逃げてください。⇒水の中で魚たちをよける(13)海女さんの呼吸法
きっと、体の無駄な力が抜けて、軽いフットワークになってますから、できますよ!⇒レッスン
⇒声で変わる健康
ヒントは犬に追われた記憶
子供のとき、犬に追いかけられた経験はありませんか?
吠える犬に背中を見せたり、怖がって逃げたりすると、犬はいつまでも追いかけてきますね。
怖がらない練習をしよう
もしも近所に、つながれている、吠える犬がいたら、「怖くないぞ!」と息をはらんでにらみをきかせてみてください。
鼻腔の内圧を弱めなければ、犬にも弱みをみせることになりません。⇒声帯の動画に見る、鼻腔の内圧の声
犬が吠えるのをやめて、唸るだけになったら成功です。(ご近所迷惑にならないようにお願いしますね!)
余談ですが、歌舞伎の「にらみ」をご存知ですか?⇒(9)息の持ち上げ方
立役が、舞台中央で「それではにらんでみせやーす」と言って、片目は正面を見、もう片目は外側からだんだん内に寄せて、最後は寄り目になります。
こちらも、鼻腔に息をみなぎらせていて、相手を圧倒する顔になりますね。⇒FAQ
いじめに負けない鼻腔の内圧は、反復力
②相手に黙ってもらおう
小学校の先生へ
鼻腔の内圧を高めていると、みんなは黙ってくれます。⇒無言で通じる、或いは声帯を使わず話すこと
あるとき、小学校の女性の先生から相談をうけて、アドバイスしました。
授業が始まっても、おしゃべりをやめようとしない生徒達の前で試してもらいました。
いじめっ子たちの例ではないのですが、、、
教壇に立ったら、3つのステップを踏んでやります。
①まず、音を立て鼻で息を吸ってから止めてみること、
②それから、大きな目をむいて、全体をゆっくりと見はるかすこと、⇒声を出しながら息を満タンに補給する(5)声を出す場所のイメージ
③それを、全員が前を向くまで維持していること。⇒次の声の準備をする(5)声を出す場所のイメージ
この場合、鼻腔の内圧は、反復力です。
成功しました。
反復力について
たとえ話ですが、鼻腔の内圧は、飛行機のエンジンを動かすような、コンプレッサーに見立てられます。
鼻腔に溜めた息を舌でふさいで、バキュームのようにすれば、プシュプシュプシュプシュと連続して、いきむことができます。⇒(11)くちびるの力を抜く
いきむというのは、瞬発力を継続した、反復力と考えられますね。
いじめの言葉を黙ってもらう
もしも相手が、心ない、いじめの言葉を話そうとしたら、相手が話す前に、音を立てて息を吸ってみてください。⇒(6)息の通り道
(7)声の回し方
相手が悪態をつこうとしても、こちらが小刻みに息を吸っている(反復力)と、相手は話すタイミングを失って、いつまでも話せない状態が続きます。
ケンカや、いじめになる状況を避けられ、大事に至らず済むかもしれません。
この方法は、いじめやケンカを避ける目的で、使ってくださいね。
すぐ自分で出来ること(いじめ逃げかわし方まとめ)
今あなたがいじめを受けているとしたら、周囲に助けを呼ぶことと同時に次のことを行ってください。
⓵鼻腔の内圧を高めて相手の動きを封じこめ、瞬発力で、相手の一瞬の隙(スキ)を作って逃げてください。
⓶相手に黙ってもらい、誹謗中傷を聞かないように、瞬発力を継続し、反復力で鼻腔の内圧を高めていましょう。
⓷もしも⓵も⓶もできなかったときは、大泣きでもウソ泣きでも、その場でしてしまいましょう。⇒赤ちゃんは鼻呼吸!「口呼吸はこわい!」
鼻腔の内圧ですればできますから、その場で猛烈に泣いて助けを呼んでください。
そのとき、相手の動きから目をそらさないようにしてください。
目をつぶってはいけません!
目を開けていないと鼻腔の内圧は弱まります。⇒声の出る場所~鼻腔と副鼻腔(1)声の出し方⇒声の問題~よくある症例
さて、以上になりますが、今日の話題はお役に立てそうでしょうか?
自分を守るために、すぐにできそうなら、こんなに嬉しいことはないのですが。
最後に
参考までに、ご覧になってみてください。
⇒のどが疲れない音読法 ⇒嚥下障害と予防法 ⇒聞こえるのにわからない
※現場は人手が足りない!
【いじめ時事ニュース】文部科学省、令和元年度児童生徒の問題行動、不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について、いじめ撲滅委員会の代表が概要をご紹介(いじめ件数、不登校件数など)