いじめは古今東西を問わず存在してきた社会的問題です。完全になくすことは難しいかもしれませんが、状況が深刻化する前に回避する方法はあります。本稿では、鼻腔の内圧を活用して心身の瞬発力と反復力を高め、いじめや対立状況から抜け出すための実践的な発想を紹介します。
鼻腔の内圧と瞬発力
鼻腔の内圧とは、舌を上顎に付け、鼻呼吸で息をためて生まれる内部の圧力です。この内圧は、身体の瞬発力を引き出すために活用できます。もし暴力やいじめの対象になってしまった場合、頭蓋内の空間を広げるイメージで舌を天井に貼り付け、鼻腔の内圧を高めて息を止めてみてください。この行動は一瞬の驚きを相手に与え、その隙に安全な場所へ逃げるきっかけになります。内圧を高めると身体の余計な力が抜け、素早いフットワークを可能にします。
犬に追いかけられたときの行動を思い出すとわかりやすいでしょう。怖がって逃げると追跡されますが、恐れを見せずに堂々と構えることで、相手の反応が変わります。鼻腔の内圧を保ち、弱みを見せない姿勢は、動物だけでなく人間関係にも効果的です。
鼻腔の内圧と反復力
鼻腔の内圧は瞬発力だけでなく、反復力を生み出すことにも役立ちます。反復力とは、一定の圧を継続的に発生させる能力であり、状況をコントロールする力に直結します。例えば、小学校の授業でおしゃべりをやめない生徒に対して、教師が鼻腔内圧を高めた状態で静かに全体を見渡すと、不思議と教室が静まり返ることがあります。これは、呼吸と姿勢によって無言の圧力を伝え、場の空気を掌握している例です。
鼻から音を立てて息を吸い、その状態を維持すると、相手が話し出すタイミングを失いやすくなります。特に言葉によるいじめや挑発の場面では、この反復的な呼吸法が相手の行動を抑制し、衝突を回避するきっかけになります。
緊急時の応用
万一、瞬発力や反復力の活用が難しい場合は、泣くことも一つの方法です。鼻腔内圧を使えば、短時間で大きな泣き声を出すことができ、周囲の注意を引きつけて助けを求められます。この際は目を閉じず、相手から視線をそらさないことが重要です。視線を保つことで、鼻腔の内圧が弱まらず、状況をより有利に運べます。
まとめ
鼻腔の内圧は、身体的な防御力だけでなく、心理的な優位性を確保する手段にもなります。瞬発力で相手の隙を作り、反復力で場の空気を制御する。これらの方法は、いじめや衝突を未然に防ぎ、自己防衛の一助となります。日常の呼吸法や姿勢の改善とともに、この鼻腔内圧の活用を意識することで、緊張する場面でも冷静さを保ちやすくなります。
⇒(2)鼻腔・副鼻腔に息をはらんで力抜くこと
⇒即!鼻呼吸にきりかえる法
⇒(13)海女さんの呼吸法
⇒レッスン
⇒声で変わる健康

⇒声帯の動画に見る、鼻腔の内圧の声
⇒(9)息の持ち上げ方
⇒無言で通じる、或いは声帯を使わず話すこと
⇒(5)声を出す場所のイメージ

⇒(11)くちびるの力を抜く
⇒(6)息の通り道
⇒(7)声の回し方
⇒「口呼吸はこわい!」
⇒(1)声の出し方
⇒声の問題~よくある症例
⇒のどが疲れない音読法
⇒嚥下障害と予防法
⇒聞こえるのにわからない