声は、のどの力ではなく、息が整った結果として“勝手に出る”ものです。 鼻腔・副鼻腔に響きが置けると、声帯の負担が減り、呼吸と体幹の支えが戻ってきます。 ここでは「声を守る技術」を、健康習慣として再現できる形で整理します。
-
発声:響き・母音・トノス
鼻は通っているのに“鼻声っぽい”——「鼻声」は1種類ではありません
「鼻はスッキリしているのに、なんだか鼻声っぽい」。この感覚は、鼻の通気だけで説明できないことがありま […] -
発声:響き・母音・トノス
声と人生の質(QOL)
声は、呼吸・嚥下・姿勢と同じ“身体資源”を共有するため、体調変化が出やすい領域です。声が出にくい/疲 […] -
発声:響き・母音・トノス
発声法と健康の関係|声・姿勢・集中のための鼻呼吸と南欧式メソッド
この記事で得られること】・声が「呼吸・嚥下・姿勢」をつなぐ“ハブ”になる理由・喉で押さず、鼻腔〜副鼻 […] -
発声:響き・母音・トノス
ガレノスの三分化と「開いた張力(open tension)」モデルの再解釈
現代の鼻呼吸・喉頭開放を基礎とするベルカント的発声で観察される「開いた張力(微呼気を保った状態)」を、この古代的プネウマ論のミクロな再接続として位置づける。 -
発声:響き・母音・トノス
テイマイオス的宇宙論と発声呼吸による「声ある魂の教育」
1. はじめに プラトン『テイマイオス』は、人間を単なる肉体的存在としてではなく、宇宙と親縁性をもつ […] -
発声:響き・母音・トノス
声のある魂の教育(プラトン的)
声の哲学カード「声のある魂の教育:Education of the vocal soul」とは 魂は […] -
発声:響き・母音・トノス
子どもの呼吸と自由(エミール)
「子どもの呼吸と自由」(声の哲学ガード)とは 子どもの呼吸は、まだ社会のリズムに縛られていない。深く […] -
発声:響き・母音・トノス
鼻呼吸・発声と脳機能に関するFMRI研究の知見
(医療者のみなさまへ)南欧式長生き発声法協会では、老人施設の基礎ケアとして、パタカラ体操に追随する発 […] -
発声:響き・母音・トノス
鼻呼吸と声が脳に与える効果|FMRI研究からわかってきたこと
鼻呼吸で脳がよろこぶ? 最新の脳科学では、呼吸の仕方が脳の働きに直結していることが分かってきました。 […] -
発声:響き・母音・トノス
鼻呼吸でマラソンは速くなる?ランナーのための呼吸法と「鼻呼吸ジョグ」の効果
鼻呼吸だけでマラソンは走れる? 最近「鼻呼吸に変えたらタイムが上がった」という話を耳にします。しかし […] -
発声:響き・母音・トノス
シリーズ:なぜ「息を吐かない」のか (3) ~鼻呼吸と安全の生理学
【ストロー発声は声帯を守る応急処置】 Q. 耳鼻咽喉科で、吃音の方や誤嚥のある方に「ストロー発声」と […] -
発声:響き・母音・トノス
シリーズ:なぜ「息を吐かない」のか (2) ~鼻呼吸と安全の生理学
第2回 「吐いて!」の落とし穴 —— ヨガ・筋トレ”スクワット”・ストレッチの呼吸を考え直す ヨガや […] -
発声:響き・母音・トノス
シリーズ:なぜ「息を吐かない」のか (1) ~鼻呼吸と安全の生理学
第1回 誤嚥と喘息予防:「吐く」ではなく“呼気位相”を保つ 導入 誤嚥リハビリでは「吐いてから飲み込 […] -
発声:響き・母音・トノス
(3)誤嚥予防と発声法~声を聞けば誤嚥リスクが見えてくる~
嚥下は「飲み込む動作」だけでなく、飲み込み後に気道を守る呼気の戻り(呼気の再開)も重要です。呼気が乱 […] -
発声:響き・母音・トノス
声帯映像と音声から学ぶ発声法、鼻腔の内圧の声
声の不調は喉だけの問題に見えて、実際には呼気の不足や過剰、首肩の固定、姿勢の崩れが同時に起きているこ […] -
発声:響き・母音・トノス
無言で通じる、或いは声帯を使わず話すこと
【無言で通じる、或いは声帯を使わずはなすこと】~通じたら無言で十分!? 息を鼻腔・副鼻腔に集めている […] -
発声:響き・母音・トノス
(9) 息の持ち上げ方
1. 息の持ち上げ方の重要性 発声において、息を鼻腔・副鼻腔まで持ち上げることは、明瞭な発音と健康的 […] -
発声:響き・母音・トノス
(8)軟口蓋を下ろす —— 南欧式長生き発声法の「核」
南欧式長生き発声法では、発声時に軟口蓋(口蓋垂のある“やわらかい天井”)を、自分の意思で「下がる方向 […] -
発声:響き・母音・トノス
(7)声の回し方
声の回し方と息の通り道 〜発声法の専門的視点から〜 1. 声を回すとは 声を回す技術とは、発声した息 […] -
発声:響き・母音・トノス
(1)声の出し方
【この記事で得られること】・「声帯を頑張らせない」疲れない発声の原理(鼻腔・副鼻腔の内圧)・喉が痛く […]
